"NzSess.exe"というプログラムが高負荷になる現象
2月も末に近づいた2月23日に職場のPCが突然遅くなる現象が出たのでご報告します。
そのPCは、職場で銀行のファームバンキングをしているPCなので、月末に動かないとかなり困ってしまいます。
OSは、64bit版のWindows7です。
現象は、ハードディスクのアンセスランプが点灯状態で、かなりのアクセスが発生し、画面の切替えやその他のプログラムがかなり遅くなるといった物でした。
はっきりいってプログラムが少し遅いといった状態ではなく、PCが全く使い物にならない、といった感じでした。
早速、Ctrl + Alt + Del キーを押しタクスマネージャを起動するも、タスクマネージャの起動自体がかなり遅いです。
やっとの思いでタスクマネージャを起動しリソースモニタを見てみると、「NzSess.exe」というプログラムが6.7GBも使用しています。このPCの物理メモリは確か8GBだったはずです。
このプログラムのおかげで、メモリが足りなくなりハードディスクに頻繁にスワップ?している為に処理が遅くなっているものと思われます。
「NzSess.exe」ってなんのプログラム?
ネットにて、「NzSess.exe」を検索するも、情報が少なくよく解りませんが、ウイルスといった感じではなさそうでした。
とりあえず、このプログラムを選択し、右クリックでプログラムの削除し、様子をみようと思いましたが削除できません。
仕方ないので、コマンド画面を呼び出し、
taskkill + タスク番号でタスクの削除を試みましたが、アクセスが拒否されてしまいました。
あとは、Windowsの起動時に「NzSess.exe」が起動しないようにすれば良いのかもしれませんが、これ以上は、私の技術力が無いため、どうしようもありませんでした。
時期は月末の忙しい時期ですし、今回はこのPCの使用を諦めることにしました。
3月2日 PCの初期化再インストールし、復旧しました。
3月7日 ネット検索にて、Yahoo知恵袋にて同様の事例があり、「NzSess.exe」の正体が判明。
分かったことは、この現象は、64Bit版Windows7にて、
ネットムーブ社の「SaAT Netizen」というプログラムがアップデートした際に、IBM製の「Rapport」というソフト(どちらもセキュリティソフト)がインストールされていると起こる現象らしいという事でした。
どちらもファームバンキングの設定をした際にインストールされるという事で「SaAT Netizen」は都市銀行・地方銀行、「Rapport」は信用金庫系で使用しているらしいということです。
ネットムーブ社のホームページでは、既に解決しており、2月27日以降にPCを起動すると対策のアップデート適応されるとありましたが、PCを再起動しても当方では解決しませんでした。
もう少し早く分かればPCを初期化するなどなかったのですが、この為にかなりの労力と時間を無駄にしてしまいました。
以上どなたかのご参考になれば。
ネットムーブ社の対策のページ
http://www.saat.jp/information/netizen/2016/0228_rap_notice.php
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