お買い得です。格安のPOEアダプタ。
職場の駐車場に駐車していた社用車が燃料を抜き取られる車上荒らしに遭ってしまいました。そこで今後の対策として、駐車場に防犯カメラを設置することにしました。(使用した防犯カメラ(Wifi対応)につていは、次回書きます。)
カメラを設置する予定の駐車場端までは事務所より約50メートル程あり、事務所からは市道を挟んでおります。市道を挟んでいるので、当然LANケーブルを布設することは出来ずWifiの電波に頼り、カメラからのWifi電波経由で事務所内のハードディスクに録画するものとします。
幸い駐車場には街灯があるのでカメラの電源は確保できます。あとはWifiの電波がどのぐらい飛ぶかです。
iPhone片手に駐車場まで行き、事務所内に設置いている無線LANルーターのWifi電波を拾えるか試しましたが、50メートルも離れていると当然ダメ。
私のiPhoneのネットワーク一覧には、事務所のアクセスポイントが表示されません。
仕方がないので、Wifiのアクセスポイントを室外に設置することにしました。
使用せずあまっていたちょっとあやしい海外製の無線LANルーターがあるので、それをセットアップ画面でブリッジ設定、アクセスポイントとして、室内から外に出したLANケーブルに繋ぎ、軒下の壁に固定することにしました。これで、50メートルと距離はありますがカメラまでの障害物は無いので、きっとWifiの電波と届くはずです。
その際に購入したのがこのPOEアダプタです。
(正しくは、パワー オーバー イーサネット PoE アダプタ インジェクター + スプリッタ キット)
困ったのが、室外にアクセスポイントを設置する際にアクセスポイントの電源をどう確保するかです。
アクセスポイントの電源はACアダプタから供給するのですが、その場所にコンセントはありません。電源の延長コードを使い電源を延ばしてもいいのですが、面倒くさいです。
なんとなく知っておりました。LANケーブル(イーサネットケーブル)には、信号と電源を通せることを。
とっても不思議ですけど、同じケーブルに電源を通しても信号のやり取りには影響がでないそうです。ADSLも同じらしいです。(詳しいことは、説明出来ないので、wikipedia)
このアダプタキットがあれば、ルーターや防犯カメラなどを延長する際に、LANケーブルに電源を送り込み(インジェクターを使用)、延長先で電源を取り出す(スプリッタを使用)ことができます。LANケーブルが電源延長コードの代わりにもなるということです。
アマゾンにて検索。レビューが無く、ちと不安でしたが、「使えなくてもいいや」ぐらいの気持ちで、いちばん安い物をポチッて待つこと2週間で商品は到着しました。
ちなみに私が購入したときは、送料込みの360円と格安でした。
中国の北京から発送のようです。
つくりは、そんなに悪くはない感じです。
①を使用しアダプタから電源を送り込みます。
②当方では、ルーターがPoE給電に対応いている為LANケーブルのみで、使用しませんでしたが、PoE対応でない機器の場合は、これを使い電源を取り出し機器に接続します。
室外にアクセスポイント(無線LANルーター)を設置する前に、セットアップ項目で、POEによる電源の供給をONにし、ルーターとしては使用しないので、ブリッジ設定をしました。当方はこれで購入したスプリッタのアダプタ(電源を取り出す方のアダプタ)は不要となりました。
LANケーブルを室外まで配線し、軒下に固定、はやる気持ちを抑え電源を投入後、iPhoneを持ち駐車場に向かいました。
Wifiの強弱を確認すると、今までWifiの電波がキャッチできなかった防犯カメラを設置予定の場所でも、しっかりWifiの電波を受信できることを確認しました。
次は、カメラの設定です。これがまたけっこう泥沼にはまりました。話は次回に続きます。
コメント
コメントを投稿