これってクラウド? Pogoplugに感動!

愛用していた、Zumodriveが原因不明で同期されなくなり、別のオンラインストレージサービスを探しておりました。

選択基準として、
1.月々の使用料が掛からない。
2.容量が大きいこと。
3.安定していて、そこそこのスピードが出ること。
4.簡単に設定できること。
5.ドラッグ&ドロップでコピーが出来る事。

中でも一番重要視するのは、「ドラッグ&ドロップでコピーが出来る事」でした。

自宅にはBuffaloのルーターLinkstationにUSB接続でハードディスクも接続されているので、BaffaloのWebAccess機能を利用して、そこに共有するファイルをコピーしてもいいのですがBuffaloのWebAccessの場合は専用のソフトが無い為、一旦http://buffalonas.com/にアクセスしいつもと違う画面から、アップロードやダウンロードをしなければいれないので面倒です。
無精でWindowsマシンしか解らない私とっては、質素であじけない、WebAccessの画面には馴染めません。
私はどうしてもマイコンピューターのドライプマークにドロップしたいのです。

ドラックしてコピー 

そんな中、出会ったのが「パーソナルクラウド Pogoplug」というものでした。

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なんでも「パーソナルクラウド Pogoplug」という物は米クラウドエンジンズ社のNASアダプタで、この機械を自宅などに設置しUSB接続で余っているハードディスクやUSBメモリなどを接続すれば、各外出先からこの機械に接続されたUSB機器にアクセスできるようになるとのこと。
当然、自前でUSB接続のハードディスクやメモリを用意しなければならないが、容量は無制限となる。
iPhone用アプリもあり、難しい設定もなく30秒で設定ができるとのうたい文句もありました。

「クラウド」=雲 なので
自宅に設置のハードディスクアクセスするのは、クラウドじゃねえんじゃねえ?Thinkingと思いつつ。
それと、クラウドの本当の意味はバックアッブの意味もあり、クラウド化することによるデータの安全性だと思うのだが、自宅に設置のハードディスクなどは当然自分の責任である。自分で二重化などの対策をする必要がある。

ま、深くは考えずヤフオクで物色し、輸入もののPogoplug Pro-USを5000円でゲットしてしました。
US版のPogoplug ProはWifi機能付きですが、日本の規格にあっていないらしく使用してはいけないとのこと。

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箱を開けると、鮮やかなポストペットの様なピンク色の箱が出てきました。
その箱を開けると、丸っこいハードディスクの半分ぐらいの本体とLANケーブル、電源ケーブルと取説がセット内容でした。

本体にはUSBコネクタが前面に1つと、後面に4つありました。
この丸っこい形は日本には受入られない様な気がしますが。デザイン的に優れているのでしょうか?

はやる気持ちをおさえながら、LANケーブルと電源をセットし 次に、手持ちのUSB接続のハードディスクを接続しようと思いましたが、Pogoplugには節電機能が無い?と思われるのでUSB接続のハードディスクは回りっぱなしになる様な気がするので、節電の意味で、先日安売りで購入したUSBメモリ32GBを接続。

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次にダウンロードした、Windows用ソフトをインストール。
ソフトをインストールするとハードディスクにドライブPと言うPogoplugのドライブが出来上がりました。
ここまで、30秒は無理でしたが5分程でした。

自宅のpogoplug 

接続までのイメージは下記です。

外出先のPCやiPhone

CloudEngines社のサーバー

自宅のPogoplug

自宅のUSB接続機器

Pogoplugは米CloudEngines社のサーバーを経由して、自宅のPogoplugにアクセスするので、CloudEngines社がぽしゃった場合は、自宅のPogoplugはただの箱となり、使用できなくなるのですが、以前、発表でCloudEngines社の社長が万が一そうなっても「データは自宅にあるので大丈夫」「ネットワーク上のデータストレージサービスの場合は、データも無くなる」と言っていましたが、確かにその通りです。データが安全といえば安全。なるほどそういう考えもあり、変に納得

調べてみると、Pogoplugの技術を搭載した物は、バッファローから昨年末発売されておりました。
ネットワーク接続HDD「リンクステーション クラウドエディション」という商品でするこちらは、バッファローお得意のDLNAサーバ機能やBitTorrentクライアントも付いています。
値段は少し高めですが、
バッファローの物なので安心感があります。
http://buffalo.jp/products/catalog/storage/linkstation-cloud/

ブラウザにて自宅のPogoplugにアクセスした場合、Pogoplugのサイトからアクセスした場合とBuffaloのサイトからアクセスした場合、どちらも同じ様な画面でした。

ポゴプラグからアクセスした場合 バッファローからアクセスした場合

似たような物として、日立マクセルのNAS「ShareMax」などもあります。
こちらはハードディスク内蔵でLANに接続し電源を入れるだけで使用可能とのこと。
http://www.maxell.co.jp/jpn/news/2011/news111121.html

早速、Pogoplugに接続したUSBメモリに適当なデータを放り込み、外出先よりアクセスしてみましたが、アクセス出来ないなどのトラブルは全くありません。
ネット上では、スピードが遅いなどの評判もありましたが、私が使用した感じでは速度は十分満足のいくものでした。
外部のPCからもソフトをインストールすれば、自宅のPogoplugに接続したドライブ(Pドライブ)が見えるようになり、念願のドラック&ドロップでコピーが出来る様になりました。 Applause

●Pogoplugの良い点
自宅設置の為、USB接続機器をつなげば容量に制限がない。
他にデータが漏れない。
Pogoplugは初期費用が必要だが無料

●Pogoplugの悪い点
初期投資が必要
クラウドではありません。データのバックアップなどデータ保護は自己責任。
Pogoplugの電気代が掛かる

PS.
平成24年2月 pogoplugの後継機種で従来より40%コンパクト化され、処理速度が80%向上した、「Pogoplug Mobile」が発売されました。

pogoplug Mobile
「Pogoplub Mobile」はSoftbank SELECTIONオンラインショップで購入でき、価格は7980円。
こちらはSDカードスロットがついていますが、
でも残念ながらUSB端子はUSB3ではなく、USB2とのことです。
http://www.softbankselection.jp/onlineshop/product/detail/003864.html

また、「Pogoplug Cloud」と言って5ギガまで無料で使えるネットワーク
ストレージサービスも開始しております。
無料ですので、興味のある方はお試しを。

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