リコーのRICOH THETAは画像のセキュリティに要注意

リコーシータ2013年11月に発売された、リコーの360度撮影可能なカメラ(リコーでは、全天球カメラと読んでいます)ですが、2014年末には動画撮影が出来るRICOH THETA m15が発売となり、私としては、ちょっと出遅れた感もありますが、RICOH THETA m15を購入しましたので、使い勝手をご報告します。

出目金のような魚眼レンズがちっと不気味ですが、このカメラの2つの魚眼レンズで2枚の写真を撮影し自動的に2枚の画像を繋ぎ合わせるしくみのようです。
(自撮棒とケースは付属しません)
リコーシータ開封
リコーシータ魚眼


このカメラで一度シャッターを押すと、上から下まで右も左も360度の全天球写真を撮ることができます。当然撮影者もその中に写りこむ事になりますが、カメラを自分の真上にしてシャッターを押すと、自分の写り込みが少なくなります。
でも大きな指が写ります。Sad

シータ画像

撮影すると、メルカトル図法?の様な写真の展開図ができます。また、カメラのセンサーが上下を判断しているので、斜めに持って撮影してもちゃんと上に天井がきます。

この画像は携帯アプリ、PCにインストールしたソフトで見ると、つなぎ目のない画像として見ることかでき、拡大縮小、上下左右に動かすことができます。
またはWeb(THETA 専用のギャラリー)上にアップしブラウザで見ると次のような画像となり、写真を共有することができます。
日山(天王山)山頂 - Spherical Image - RICOH THETA

画像は先日ハイキングをした日山(天王山)山頂です。
これまで、360度の写真を撮影しよう思えば何枚もの写真を撮影し、ソフトによって繋ぎ合わせる必要がありました。それに比べるとこのTHETAは、スイッチひとつで360度の写真を撮ることができます。
はじめて画像を見ると、とっても感動です。Surprise

電源スイッチを入れると直ぐに起動しスタンバイ状態になるのも、なんとも気持ちよいです。Applause

しかし、良いことづくめのTHETAですが、ひとつだけ問題があります。

 

それは画像をTHETAのギャラリーにアップロードした際に、アドレスが丸見えになってしまうことです。Shame on you

 

6月3日にTHETA用のソフトがバージョンアップされ、画像をギャラリーにアップロードした際に、画像ごとに「公開」「限定公開」が選択できるようになり、それまですべての画像が一覧表示されていましたが、それが改められ少しだけセキュリティがアップしました。

シータギャラリー

 

THETAのギャラリーのアドレスは
https://theta360.com/users/○○○○○となります○の部分は各人のユーザー番号となります。
この部分に適当な数字を入れると他の方のギャラリーも見ることができ、プライパシー丸見え状態です。Waiting

シータアドレス1

 

個々の画像のアドレスは
https://theta360.com/s/○○○○○○○○~となります。○の部分はアルファベットの大文字と小文字、また数字の名前となっています。
リコーでは、「投稿した画像は全公開になりますがURLの難読化を実施していますので、容易にアクセスできなくなっています。」
といっていますが、画像を公開していれば、ギャラリーの一覧から他の画像を表示できたりと、完全に安全とはいえないと思うのですが。。。

シータアドレス2

 

結論。

THETAの良い点。
 手軽に全天球写真が撮れる。動画も撮れる。
 起動が速い、電源スイッチを押してすぐ起動。
 電池のもちがいい。
 自分が写り込んでしまう。

THETAの悪い点。
 セキュリティが不安。
 画質がいまいち。
 スマホかPCがないと画像を見ることができません。
 ギャラリーにアップするにはFacebookかtwitterのアカウントが必要。

それと、これは私の環境による物なのかもしれませんが、私のiPhoneとTHETAをwifi接続するは、iPhoneの設定>WiFiと進んで、WiFiを一度オンオフしないと、いくらネットワークのところにシータのSSIDが表示されていても、シータと接続されませんでした。I dont know

以上、どなたかの参考になれば。

コメント

このブログの人気の投稿

キャノン LBP9100Cで印刷時のスジの一時的な直し方

PR-S300NE ルーター機能をオフにする方法

土壁の処理でお困りの方へ