2010年6月23日水曜日

上所重助 「おかげさま」


毎日毎日、蒸し暑いスッキリしない日の連続です。(-_-)
たまに降る雨なら、気分も落ち着き気分転換にもなりますが。。。

こんな時は、考えさせられる詩を一つ。

夏がくると
冬がいいという
冬になると
夏がいいという
ふとるとやせたいという
やせるとふとりたいという
忙しいと閑になりたいという
閑になると忙しいほうがいいという
自分に都合のいい人は善い人だとほめ
自分に都合が悪くなると悪い人だと貶(けな)す
借りた傘も雨があがれば邪魔となる
金をもてば古びた女房が邪魔になる
世帯をもてば親さえも邪魔になる
衣食住は昔に比べりゃ天国だが
上を見て不平不満の明けくれ
隣を眺めて愚痴ばかり
どうして自分を見つめないのか
静かに考えてみるがよい
一体自分とは何なのか
親のおかげ
先生のおかげ
世間さまのおかげのかたまりが自分ではないか
つまらぬ自我妄執をすてて
得手勝手を慎んだら
世の中はきっと明るくなるだろう
おれがおれがをすてて
おかげさまでおかげさまでとくらしたい

上所重助(かみところ しげすけ)さんの「おかげさま」より

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